ファーストフードで食事をする人たちの多くはカロリーをだいぶ低く見積もっていることが判明:米調査

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野菜が入っていたり、素材がチキンだったりすると、「これならヘルシー」と思ってしまいがちだが、多くの人はファーストフードのカロリーをかなり低く見積もっていることが分かった。

ハーバード大学医学部の研究チームがアメリカ東部ニューイングランドのファーストフード店(マクドナルド、バーガーキング、ケンタッキー・フライドチキン、ウェンディーズ、サブウェイ、ダンキンドーナツ)計89店舗に食事に来た約3400人(成人、10代の若者、それ以下の子どもと一緒にやってきた親たち)に注文した食べ物の合計カロリーを見積もってもらい、実際のカロリーと比較したところ、10代の若者の誤差が最も大きく、総摂取カロリーが平均756キロカロリーだったのに対し、平均259キロカロリー(34%)低く見積もっていた。親が子どもに注文した食べ物の総摂取カロリーは平均733キロカロリーだったのに対し、見積もりは175キロカロリー(24%)低く、成人の場合は実際の総摂取カロリーが平均836キロカロリーだったのに対し、175キロカロリー(20%)低く見積もっていた。

店舗別に見ると、サブウェイは「ヘルシーで低カロリー」というイメージ戦略が成功しているらしく、マクドナルドで食事をした客と比べると、誤差が20~25%大きくなっていた。サブウェイで食事をした10代の若者の中には500キロカロリーも低く見積もっていたケースがあったそうだ。サブウェイに「ヘルシーで低カロリー」なメニューがあるのは確かだが、すべてのメニューがそうというわけではない。調査が行われた時期は、ファーストフード店のメニューにカロリーは表示されていなかった。主任研究者のジェイソン・ブロック准教授は「まずはカロリーに関する正しい情報が得られること。そして、その知識に基づいて適切なメニュー選択をすることが大切」と指摘している。

ブロック准教授らの研究結果は学術誌『BMJ』に掲載された。

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