スマホなしで1週間過ごせる? 6割は「ムリ」、2割は「5万円くれれば」と回答:スマホ依存度調査

Text by

  • 17
flicker_kriegs

flicker_kriegs

今の時代、ネットやスマホなしで過ごすなんて考えられない、という人がほとんどだろう。スマホが使えず「不自由だ」と思うぐらいならまだいいかもしれないが、禁断症状のようなイライラが募るようであれば、「依存症」予備軍になっている可能性がある。

アメリカのソフトウェア会社〈FrontRange〉と、イギリスで各種依存症など、メンタルヘルスを専門に扱っている病院〈Capio Nightingale Hospital〉が、スマホユーザーの意識調査と、ボランティアによる1週間の“スマホ断ち”実験を行った。

まず世界中のスマホ利用者800人を対象にアンケート調査を行ったところ、45%の人は1時間に1度は電話かメールを利用しており、70%近くの人が「スマホなしで丸1日過ごすことは不可能」の回答した。また、53%の人はスマホが使えないと不安を感じ、そのストレス度は歯医者に行く日や、結婚式当日の緊張や不安にも匹敵することが分かった。

また、「1週間スマホが使えない状況をどう思うか?」との質問には、61%が「ムリ」と回答、いくらもらえば1週間の“スマホ断ち”に応じるかとの質問には、44%が「100ドル(約1万円)」、19%が「500ドル(約5万円)」と回答している。

さらに、11人のボランティアに1週間、実際に“スマホ断ち”をしてもらい、スマホを使いたい衝動に駆られたときのイライラ、不安、不自由さの度合いを自己評価し、スコアで示してもらった。その結果、メールやSNSをチェックできない場合、被験者のイライラは39%アップし、電話やメールができない場合の不安は79%アップすることがわかった。

1週間を通じて見ると、不安度はほぼ一定だが週末に向けてやや上昇。不自由度や木曜日にピークに達し、その後低下するが、最終的にスタート時よりスコアが下がることはなかった。しかし、イライラ度は、波があるものの、最終的にはスタート時よりスコアが半分以上、下がっており、調査にかかわった〈Capio Nightingale Hospital〉のグラハム医師は、「これは“スマホ・デトックス”が可能であることを示唆しています」と述べている。

仕事や日常生活の助けになるはずのテクノロジーだが、使い方を自分でコントロールできず、逆に支配されていしまっている状態では、精神面、肉体面の両方に悪影響が及ぶ。最近は、ネット依存度を評価するテストなども行われているので、まずは自分がどのような状態にあるか調べてみるべきかもしれない。

《関連記事》

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking