運命は変えられると信じる人たちは、運命は変えられないと感じている人たちより裕福になると判明:豪調査

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あなたは運命は自分次第で変えられると思うタイプ? それとも、運命はある程度決まっているのだから、流れにまかせて生きるしかないと思うタイプ?

オーストラリア、メルボルン大学の研究チームが、自分の生活や将来に対する考え方と貯蓄の関係を調査した。その結果、自分の将来は自分の力で変えられる、その力は「自分の中」にあると信じている人たちは、運命はある程度決まっている、それをコントロールする力は「自分の外」にあると感じている人たちよりも収入を貯蓄へ回す率が7.7%高くなっており、調査期間4年のあいだに、1世帯当たり平均15万豪ドル(約1390万円)裕福になっていることが分かった。この傾向はとくに貧困層で顕著に現れており、人生は変えられると信じる人たちの世帯は、そうではない人たちの世帯より40~60%裕福になっていたそうだ。

また、運命や人生は変えられないと考える人たちは、貯蓄よりも、いずれ価値が失われていく物的財産(車や家電製品など)にお金を使う傾向が強いのだとか。

今回の調査はオーストラリア国民を対象にしたものだが、研究者は「他の先進国でも同じような傾向が見られるはずです」と述べている。自分の将来は自分で変えられると考える人たちは、そのための軍資金をせっせと貯め、人生、流れにまかせるしかないと思っている人たちは、「宵越しの金は持たないぜ」的生き方をしているということになるのだろうか?

メルボルン大学の研究結果はオンラインジャーナル『Social Science Research Network』に発表された。

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