1日一握りのナッツで心臓病のリスクが30%低下するとの研究結果

2014年07月19日 13時00分

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123RF
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ピーナッツ、クルミ、カシューナッツ、ブラジルナッツなど、ナッツ類には不飽和脂肪酸、ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれており、コレステロール値を低下させたり、体内の炎症を抑えたりする効果があると言われている。これまでにも、ナッツを日常的に摂取すると早死やがんの予防が期待できるとの研究結果が報告されてきた。

中国、華中科技大学と米国ハーバード大学公衆衛生学部の専門家が、ナッツの健康効果を示すデータを分析し、その結果を『American Journal of Clinical Nutrition』誌に発表した。

18のコホート研究をメタ分析

研究チームは、2013年までに発表されたナッツの健康効果に関する18のコホート研究より、2型糖尿病約1万2000件以上、心臓病約1万5000件、死亡例約5万件分のデータを蓄積し、メタ分析を行った。

心臓病に関してはリスクが3割減

その結果、毎日適量(一握り程度)のナッツを摂取している場合、心臓病のリスクが28~29%、原因を問わず、あらゆる病気で死亡するリスクが17%低下することが分かった。

脳卒中、糖尿病では違いが確認できず

ただし、今回の分析結果を見る限り、脳卒中ではリスクの低下が少なく、糖尿病に関しては、ナッツを日常的に摂取している場合としていない場合の有意差が認められなかったそうだ。

これらの結果を受け、研究者は健康的な食習慣にナッツを加えることが推奨されているが、今回の分析結果はそれを裏付けるものとなったと述べている。

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