家族そろって食卓を囲むと子どもの集中力、社会性がアップする

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fllickr_ State Library of Queensland, Australia

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親の長時間の労働、通勤、子どもの塾通い、お稽古事などで、家族そろって食卓を囲む機会は減っているのかもしれない。だが、とりわけ幼少初期には、家族そろって食事をすることが、子どもの成長に大きな影響を及ぼすようだ。

家族で食卓を囲む頻度が高いと子どもの社会性、積極性がアップ

オクラホマ大学およびオクラホマ州立大学の研究チームは2007年に行われた子どもの健康に関する全国調査「US National Survey of Children’s Health」から得たデータを用い、6~11歳の子ども2万4167人について、食生活、学業成績、社会性に関する分析を行った。

その結果、家族そろって食事をする頻度が高い子どもほど、学校での集中力、積極性が高く、社会性がよく身につく確率が高いこと、学業成績も良くなる傾向にあることが分かった。

また、そのような家庭の子どもは10代になってからトラブルを起こす確率が低くなることも分かった。

週4回以上を目標に

研究者は今回の分析結果を受け、毎日、日課として皆で食事を取ることで、家族に「形式」「秩序」「予見性」がもたらされ、「あなたたちをしっかりサポートしている」という雰囲気の中で親が子どもに接し、行動を観察することで、不安定な状態にある幼少期の子どもに安定感がもたらされると、指摘している。

こうしたプラスの効果を期待するには、週4回以上は家族そろって食事を取ることが重要だそうだ。

オクラホマ大学らの研究結果は『Journal of Family Psychology』に掲載された。

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