【オリーブオイルだけじゃない】3つの植物油の健康効果

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flickr_Phú Thịnh Co

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健康やダイエットのためには、油分を徹底的にカットするよりも良質な油を適切に摂ることのほうが重要と考えられている。健康、ダイエットと言われてまず思い浮かぶのはオリーブオイルだが、オリーブオイルのほかにも健康効果が期待できる油はいろいろある。本日はその中の一部をご紹介しよう。

スイート・アーモンドオイル

食品の中でもとくにビタミンEが多く、抗酸化作用があるため、アンチエイジング効果が期待できる。ミネラルも豊富。

アーモンドオイルに含まれる植物ステロールにはコレステロールの吸収を防ぐ働きがあるほか、80%近くを占める一価不飽和脂肪酸(オレイン酸)は、心臓病のリスクを下げる役割を果たしてくれる。また、アーモンドの含まれるオメガ6脂肪酸には脳組織を健康に保つ働きがある。

ココナッツオイル

キーワードは「中鎖脂肪酸」(ラウルリン酸)と、そこから合成される「ケトン体」。

中鎖脂肪酸は直接肝臓に運ばれて効率よく分解され、エネルギーへと変換されるため、体が脂肪をため込まずにすむ。また、ラウルリン酸には抗菌作用があり、免疫力を高まる役割があると考えられている。

ケトン体について言えば、アルツハイマー型痴呆症では、ブドウ糖が脳細胞に吸収されにくくなって障害が生じることが分かっており、ケトン体はブドウ糖にかわる栄養として注目されている。

フラックス(亜麻仁)オイル

成熟した亜麻の種子から抽出されるオイル。必須脂肪酸オメガ3系のαリノレン酸が豊富に含まれていることが特徴。

このαリノレン酸が体内でEPAとDHAに代謝され、血流改善や動脈硬化の予防するほか、アレルギー抑制効果や抗炎症作用も発揮する。

αリノレン酸には悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やす作用があることも知られており、高コレステロール、高中性脂肪を原因とする高血圧の患者にフラックスオイルを一定期間与えたところ、8割近くの患者の血圧が下がったとの報告も出ている。

このほかにビタミンB群、タンパク質、ミネラルも豊富。ただし、フラックスオイルは非常に酸化しやすいため、保管には注意が必要。

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