原因不明の長引く咳、実はカビアレルギーだった?!

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ジメジメとした季節になると、気になってくるのがカビ。雨が続くからと部屋干ししていると、家具や壁に生えてしまうこともあるので気をつけたい。除湿器などを使って湿度コントロールをしていう家庭も少なくないだろう。しかしそんな人でも、常に湿度の高いバスルームなどのカビは「仕方がない」とあきらめていたりしないだろうか?

実は近年、カビによる健康被害が問題になっている。人間はもともとカビや菌などの微生物を皮膚や口の中に持っているが、病気で抗生物質を飲むことでそれらの菌は殺されてしまうそう。そこに新たなカビ菌が発生、異常繁殖し、カンジダ症などの感染症になってしまうことがあると言う。

また、カビから放出された胞子を吸い込むことで、気管支ぜんそくやアレルギー性鼻炎、アレルギー性皮膚炎、アレルギー性結膜炎など、さまざまなアレルギー症状を引き起こすというので注意が必要だ。中でも、次の2つに気をつけよう。

●アレルギー性気管支肺アスペルギルス症

咳、微熱、ぜんそく、茶色っぽい黄色い痰などの症状が出る。気管支ぜんそくの症状とよく似ているため、呼吸器の専門医でなければ見逃される。決して珍しくないアスペルギルスというカビを吸い込むことによって起こると言われ、最悪の場合、呼吸不全を起こすことも。

●夏型過敏性肺炎

トリコスポロンというカビを吸い込むことによっておこるアレルギー性肺炎。症状は咳、発熱、倦怠感など。梅雨以降の高温多湿の季節に起こることが多いため「夏型」と名前がついている。急性の場合、吸い込んで8〜13時間ほどで症状が現れるが、トリコスポロンを避けることで症状は治まっていく。しかし、慢性になると病気が進行し、ひどくなると呼吸ができなくなる場合もある。

免疫力が低下していなければ重症化することは少ないそうだが、家中からカビを取り除いておくのが賢明だろう。

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