マーガリンよりもバターを選ぶべき理由

Text by

  • 20
shutterstock

shutterstock

「原料が植物性脂肪だから」「カロリーオフされている」「バターはコレステロールが気になる」など、バターよりヘルシーなイメージのあるマーガリン。実はマーガリンには「トランス脂肪酸」が多く含まれているのをご存知だろうか?

欧米では規制されている「トランス脂肪酸」

トランス脂肪酸は、植物性脂肪に水素添加することで生成される脂肪酸の一種。がんや心臓疾患、喘息、アレルギーなど現代人に多い病気のほか、近年増えていると言われる非アルコール性脂肪肝の原因とも指摘されている。また、摂り続けることで認知症にもなるなどの研究結果もある。なんとなく健康に悪いということを聞いたことがある人も多いかもしれない。

実は、欧米では健康被害を与える可能性が指摘されており、食品中に含まれる量が規制されている。あいにく、日本では「加工しやすい」「価格が安価で安定している」とのことから、今のところ野放しにされている状態だ。健康を維持したいなら「安ければ良い」という考えを捨て、知識を付けて避けるしかない。

注意すべきはマーガリンだけじゃない

トランス脂肪酸を多く含まれている加工油脂は、他にも「ショートニング」や「ファットスプレッド」がある。これらは、マーガリンのように商品として販売されているのみならず、実に多くの加工食品に使われている。特に多いのが次の食品群だ。ただし、独自に対策をしているメーカーもあるので、あくまでも参考程度に。

●調味料・香辛料系

マヨネーズ、カレールウ、シチュールウ、コーヒークリームなど

●お菓子系

ケーキ、パイ、ドーナッツ、チョコレート菓子、クッキー、ビスケット、菓子パン、ポテトチップス、スナック類など

●インスタント・レトルト・冷凍食品系

カップ麺、インスタント麺、唐揚げ、ケーキ、ピザ、コロッケ、天ぷらなど

●ファストフード系

チキンナゲット、フライドポテト、フライドチキン、パイなど

バターは健康にいいのか?

実は、トランス脂肪酸は自然界にも存在しており、バターにも含まれている。しかし、健康に害があると言われているのは、水素添加された人工のトランス脂肪酸の方。とはいえ、バターは動物性脂肪が原料なので、カロリーやコレステロールが高く、たくさん食べてもいい食材ではないことは確かだろう。

トランス脂肪酸を全て避けるのは難しいが、明らかに健康に害があるというのがわかっているだけに、ぜひ避けたい。原材料をチェックする習慣をつけることをおすすめする。

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking