ヨーロッパの深刻な植物の病気を実際に解決するゲーム登場!

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動物だけでなく植物も伝染病で被害を受けることは多いが、現在、ヨーロッパではセイヨウトネリコの立ち枯れ病が蔓延して森や緑地が深刻な被害を受けている。

クララ・フラキシニアという病原菌の感染によってセイヨウトネリコが枯れる病気で、AFP通信によるとデンマークではトネリコ種の9割が死滅し、イギリスでもすでに10万本のトネリコがこの病気に感染して枯れているという。

このヨーロッパの自然に甚大なダメージを与えている病気だが、イギリスのセインズベリー研究所では立ち枯れ病対策のためのゲーム『FRAXINUS』をFacebook上にリリースした。

ゲームの内容は、画面の上に出ているカラフルなコマの配列と同じ並びになるように、下の列のコマを動かしたり消していくという簡単だけど中毒性が高いパズル物。しかし、どうしてこのゲームが病気対策になるのだろうか?

実は、ゲームに出てくるコマは実際の病原菌のDNAを構成するヌクレオチドの配列と同じで、ゲームをプレーして結果を研究所に送信することで菌のDNA分析を行なっていくという仕組みなのだ。

コンピューターは日々進化しているものの、実は素早いパターン分析はまだ人間の方が上なので、こういう大勢の人が参加するゲームという形で分散して人力で分析を行なうのが早道だという。

ゲームを解きながらできる深刻な病害対策、パズル好きの方はチャレンジしてみてはいかがだろうか。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=JxqXeijQO0M[/youtube]

bbsrcmedia

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