親と赤ちゃんをつなぐ「ベビーモニター」にハッカーが侵入!事件に

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flickr_Tom Page

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先日、「セキュリティ会社、なんとトイレのハッキングの危険性を指摘」で、LIXILのトイレを操作するアプリ『My SATIS』の脆弱性とスマート家電の危険性を紹介したが、アメリカでは、スマート機器による事件が発生した。

「ベビーモニター」という電化製品をご存じだろうか。

赤ちゃんのそばにカメラを置いておけば、離れた場所でも手持ちのモニターに赤ちゃんの様子を映した映像が流れ、音声のやり取りができるというもの。家事などで赤ちゃんのそばを離れないといけない時に便利な製品だ。

アメリカ・ヒューストンに住むマークとローレン夫妻はこの日、家の中から不気味な男の声が聞こえ、泥棒が入ったのかと思って2歳の娘が寝ている部屋に見に行ったそう。

するとその声はベビーモニターから発せられており、娘に向かって「バカヤロウ」「起きろよ、ふしだら娘」など汚い言葉をかけていたとか。

また、夫婦が部屋に入ってきたのに気付くと今度は夫婦を罵倒しはじめたそうだ。

このハッカーはベビーモニターがカメラとモニターの通信にWi-Fiを使っていたことを利用して、Wi-Fi経由でベビーモニターに侵入したのでは、とされている。

夫婦はモニターから聞こえた声のアクセントから犯人はイギリスまたはヨーロッパ系だと推察、警察に通報したもののいまだに犯人は見つかっていない。夫婦は「二度とベビーモニターを接続せずに子育てしたいと思う」とコメントしている。

スマート家電のハッキングは愉快犯がイタズラ目的でやるものでは?と思われがちだが、こういったベビーモニターのように室内を映す機器の場合、のぞきや強盗といった犯罪に即つながる恐れもある。

現在、家電メーカーがスマート家電に力を入れているが、セキュリティ面での安全対策を行なわないと、こういったハッキングや犯罪が起きる危険があるだろう。

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