途上国に住む人の失明の危機をスマホで解決!

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途上国では満足な医療はもちろん検査も受けられないため様々な病気にかかることが多いのはご存知の通り。生命を脅かす病はもちろん、視力障害や失明につながる疾病にかかる率も高く、盲目の人々の90%が低所得国に住んでいるという。

というのも、早期のうちに目の検査をすれば失明を免れる場合でも、地域に検査機器がなかったり、貧しいため検査を受けられないパターンが多い。

途上国でも簡単に目の検査を受けられるようにすべく、ロンドン大学公衆衛生学・熱帯医学大学院の研究チームはAndroidスマホを使った目の検査システム『ピーク・ビジョン』を開発した。

『ピーク・ビジョン』は専用アプリと付属ハードウェアで構成されており、スマホのカメラを使って目を映すことで視力や視野、色覚、コントラスト、白内障検査、網膜検査など目の検査を行なうことが可能だ。

このスマホでスキャンした結果はロンドンのムーアフィールズ眼科病院に送られ診断されるという。検査結果を目の疾病の専門家と共有できるだけでなく、この検査を受けた人の所在地はGoogleマップに記録されるので、検査結果に問題があった場合、すぐに患者の元に行けるそうだ。

スマホのカメラを使った認識システムの進歩は目を見張るものがあるが、途上国や遠隔地の医療方面へ今後さらに活用されそうだ。

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