切っても元通り!自己修復するプラスティック、その名は……?

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傷ができても自然に治るのは生物だけの話で、モノは壊れたら修理しない限り壊れたまま、というのが常識だ。

しかし、エネルギーや触媒を使わなくても自己修復を行なって元通りになるプラスティックがスペインのIK4-CIDETECリサーチセンターで発明された。その名も『ターミネーター』。もちろん、映画『ターミネーター2』に登場する自己再生能力を持ったT-1000が名前の由来だ。

YouTubeでは、棒状のターミネーターをカッターで真っ二つにして修復する映像が公開されている。切った断面を合わせ、そのまま2時間置いたところ、断面が完全にくっついて元の棒状に戻っている。この自己修復された樹脂を引っ張っても断面からちぎれることもない。

ターミネーターについて、バスク大学で高分子化学を研究するデビッド・メサレイエ博士は、「このような樹脂は車や家、電気部品、生体材料といった多くのプラスティック製品の安全性と寿命を向上させるのに使えるのでは」と語り、将来性に着目している。

切っても元通りになる製品があったら、つい落としたりぶつけて傷をつけても自然に治る可能性が高いということ。モノをよく壊すうっかりさん待望のプラスティックかもしれない。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=5Hiu80HDybk[/youtube]

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