老後の“小遣い”ならぬ“年収”稼ぎ。クラウドソーシング利用のシニア世代ユーザー、12%が年収500万円以上

2013年07月04日 09時30分

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123RF
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ITがこれまでの仕事の形態や雇用を変えると言われて久しいが、50歳以上のシニア世代が今、クラウドソーシングで元気に活躍し始めた。

 エンジニア、デザイナー、ライターのクラウドソーシング(Web上で仕事紹介)サービス「クラウドワークス」を運用するクラウドワークスが、今年6月までに実際に仕事を受注したシニア世代(50歳以上)にアンケート調査を行った。全登録者4万人のうち、シニア世代2649人は6.6%と少ないが、1年前から約14倍に増えている。登録者最年長は85歳だ。

シニアユーザーの36%が毎月20万円以上稼いでいる。さらに12%は、年間500万円以上の収入を得ており、サラリーマンの平均収入409万円(国税庁平成23年分民間給与実態統計調査)を上回っている。また、74%が東京以外に住んでいて、田舎に住んでITを活用した仕事を実現させている。

同社によるとユーザーからは「空き時間を利用して収入を得られた」と答えた人が60%、「新しい楽しみができた」が40%と、クラウドソーシングを十分活用しているようだ。今回のシニア世代は50歳以上が対象で、経験、スキルはまだまだ現役で通用する。年金の減額、受給年齢の引き上げなどの事情はあるにせよ、シニアがITを利用して新たな労働パワーとなってきている。

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