御岳山、犠牲者の半数は噴火の様子を撮影していたことが判明

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「岐阜県庁」HP

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御岳山の噴火で犠牲になった55人のうち、20人の死因が噴石が頭部や首などにあたっての即死だったことが分かった。

また、残る 34人の死因も、噴石などによる外傷性ショックや多発外傷だったという。

噴石のスピードは新幹線を超えていた

噴石の威力はすさまじく、小石が頭蓋骨を貫通しているケースも見られた。その威力に医師は、「たとえヘルメットをかぶっていても助からなかったと思う」と語った。

東京大地震研究所の金子隆之助教によると、噴石の落下速度は時速350キロ~400キロに達したとみられる。400kmといえば、 新幹線を超える速さだ。

御岳山の被害について、火山学者の井村隆介は地震のツイッターで、

とコメントしている。

噴火後の避難は可能なのか

御岳山の犠牲者を検視した医師によると、犠牲者のほぼ半数に、噴火の様子を撮影していた形跡が見られたそうだ。

中には、携帯電話を手にしたまま亡くなっていた人もいたとか。医師は、「写真を撮らず早く逃げていてくれれば」と言っている。

しかし、噴火の兆候を感じてから避難をすることは可能なのか。ネット上には、避難の難しさをつぶやく声が寄せられている。

  •  真っ暗になって上から噴石とかよけようがない
  • いざとなったら撮らずに逃げる・・・自信はあるか?
  • 写真撮ってないで早く逃げようぜ・・・って思うけど、今だと撮りたくなっちゃうのかな・・・。
  • 撮影せずに逃げていたとしても、障害物もなく飛来する噴石を避けながら、足元の悪い斜面を下るのは、不可能だと思う

火山学者の井村隆介氏からは、「被害を出さないためには、火山に登らないこと」という意見も。

火山大国である日本、危機感を持った行動が求められる。

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