「営業秘密だと認識していなかった」ベネッセ流出事件の初公判で元SEが一部否認

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14日、東京地裁立川支部でベネッセ顧客情報流出事件の初公判が開かれた。不正競争防止法違反の罪に問われている松崎正臣被告は公判で、顧客情報について「営業秘密として管理されたものではないと認識していた」と述べた。

「営業秘密」とは? 

経済産業省によると、情報の不正持ち出しなどで民事上、刑事上の措置を取るためには、その情報が「営業秘密」として管理されていることが必要だという。

どのような情報が営業秘密に該当するのだろうかか。経済産業省によると、情報を営業秘密にするためには、簡単に説明すると、以下のような手順が必要となるようだ。

1.責任者と管理体制を決める
2.営業秘密とするべきものを指定する
3.営業秘密得にアクセスできる権利の指定。また、その情報が秘密だと分かるようにする
4.定めたルールを文書にし、従業員に周知する

松崎被告は、持ち出した個人情報が営業秘密だとは認識していなかったと主張して、民事上、刑事上の措置を逃れるつもりなのだろうか。

「営業秘密だと認識していなかった」で通るのか

これに対し、ネット上には多くの反響が集まっている。

  • 顧客情報が部外秘なのは常識だろう
  • この主張が認められたら営業秘密なんて存在しなくなるかも(笑)
  • 個人情報についての意識が低すぎる
  • どうしてベネッセの顧客情報が営業秘密に当たらないと思ったんだ?
  • でも、カネになることは知っていたワケね・・・(-_-;)

松崎被告の「知らなかった」「認識していなかった」という主張は通用するのだろうか。

検察側は「被告はグループ会社から情報セキュリティについての研修を受け、業務上知りえた機密を漏えいさせないという誓約書も提出していた」と指摘している。

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