年賀はがき発売開始、ネット上には「自爆枚数3千枚!」と従業員から悲痛な声が…

Text by

  • 0
flickr_oda.shinsuke

flickr_oda.shinsuke

30日、2015年(平成27年)の年賀はがきの発売が開始された。

 年賀はがき発行枚数は、10年前より約9億5千万枚減少

近年、インターネットやスマートフォンの普及により、年賀状離れが進んでいる。

10年前(2005年)の年賀はがき発行枚数は43億5504万枚だったのに対し、来年(2015年)の発行枚数は、およそ34億枚。この10年で、およそ9億5千万枚も減少している。

 社員の自爆営業が問題に・・・

年賀状をめぐっては、日本郵便の従業員に厳しいノルマが課せられることが問題となっている。ノルマを達成するために年賀状を多量に購入し、それを金券ショップに持ち込むという、いわゆる自爆営業をする人も多いという。

2013年には、郵便局に勤めていた男性が過度ストレスでうつ病になり自殺。弁護団によると、男性は埼玉県の郵便局で配達ミスによる大勢の前での反省を述べさせられたり、上司からの罵声を浴びたりとパワハラを受けていた。また、年間6千~9千枚の年賀状販売目標を課されていたという。

ネットでは、今年も「年賀状のノルマ」が話題に

 年賀状の発売情報を受け、ネット上には年賀状のノルマについての書き込みが多く届いている。

正社員だけではなく、アルバイトにまでもノルマが課せられる郵便局も多いようだ。

ノルマに苦しむ従業員の声

ネット上には、日本郵便で働いているらしき人からの投稿も見られた。

他にも、「突然ですが、皆様にお願いです。長男が郵便局に勤務しております。とても捌ききれるものじゃないノルマを課せられて毎年困っております」と、家族のノルマ達成への協力を依頼する切実な投稿もあった。

LINEとの提携で、年賀状離れに歯止めなるか?

年賀状の利用を増やすために、日本郵便はさまざまな努力をしている。

  • LINEと連携し、住所がわからない相手にも年賀状を郵送
  • 専用アプリを使用することで、動画やキティちゃんとの写真撮影が楽しめる「ハローキティ年賀」
  • ソニーと連携し、年賀葉書の料額印面上でキャラクターが動き出す動画コンテンツを提供
  • 年賀状の無料テンプレートを提供
  • 差出履歴の自動記録、住所管理サービス
  • 年賀状にまつわる感動エピソードをアニメで公開

年賀状離れを食い止めるために、日本郵便は必死のようだ。しかし、LINEとの連携などの努力はまだしも、従業員に過大なノルマを課すのはやりすぎではないだろうか。

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking