アジア各地で「日本産」と偽装した農水産品を確認!昆布や梨など90件以上

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アジア各地で「日本産」と偽造した農水産品が出回っているという。

7ヶ国を調査

読売新聞の報道によると、農林水産省の調査で「日本産と偽装したり、日本側の商標権を侵害した疑いのある農水産品が、アジア各国で出回っている」ことが確認されたという。

農林水産省は2009年、海外における日本の農水産物の偽装品などを監視する「農林水産知的財産保護コンソーシアム」を設立。台湾や中国、香港やインドネシアなど7ヶ国で商品を調査していた。

違法性が疑われる農水産品を確認

調査の結果、台湾25件、中国15件、香港3件など、複数の国や地域で90件にのぼる違法性が疑われる農水産品が確認された。

農林水産省は、確認された商品のうち昆布や梨など四十数件について、産地の関係自治体に、現地当局への告発を検討するように促している。

しかし自治体レベルでの対応は難しいのが現状だという。

ネットには対処を求める声が多数

この事態について、ネット上には多くの反響がよせられていた。

  • 迷惑な話だなぁ。本物の信用まで落ちるじゃねぇか
  • いかに日本の食の安全が優れているかということの裏返しなんですけど、偽装はいかんですね
  • 基本的に「日本」をパクるんだから、国・政府が対応すべき
  • 日本製日本産ではないと一目でわかる工夫して下さい
  • それだけ日本産の需要があるのだから、偽装品の価格なども調査して日本の農水産業のチャンスに繋がれば良い
  • 放射能汚染が懸念されているのではなかったの!?

日本ブランドの信用が失われるのでは…という懸念の声が多く見られた。

日本の地名が商標登録される事態も

また、海外では「日本の地名が商標登録として出願される」という事態も発生しているという。

過去には、中国で果実を含む複数の品目について「青森」という商標出願がされた。

この出願に対して、青森県とりんご生産者団体は共同で中国商標局に異議を申立てをした。その結果、中国商標局は「青森」を商標として登録することはできないという裁定を下したという。

農林水産省は、輸出先で日本の商標やブランドを守るためには、以下のような措置が必要だと述べている。

商品の商標等の出願、自らの商品の商標等が登録出願されていないかの確認等を行うとともに、制度の運用実態等も理解した上で、商標等が出願されたときの異議申立て等適切な対応措置をとることが必要

日本ブランドを守るためにも、しっかりとした取組を行ってほしい。

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