マネックス、スイスフラン急騰でFX顧客の損失1億6千万円が未回収に!

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スイスフランの急騰に伴うマネックスグループの未回収金が、1億6千万円になったという。

日本国内の未回収金は百数十万円?

マネックスグループは19日、先週発生したスイスフランの急騰に伴って、FX(外国為替証拠金取引)を手掛ける顧客が被った損失の未回収金が、約1億6千万円(16日時点)になったと発表した。

なお、この未回収金のうち、日本国内の顧客分は百数十万円程度だという。

先週、スイスフランが急騰

このような事態を引き起こした原因は、15日に行われたスイス国立銀行によるスイスフランの対ユーロ相場上限の撤廃だ。

スイス国立銀行は、3年にわたって1ユーロ=1.20フランの上限を維持してきた。それを撤廃したことにより、スイスフランが高騰。スイス国内では、外貨両替所にスイスフランを交換しようと多くの人が殺到し、長蛇の列ができた。

イギリスではFX業者が破たん

スイスフランの高騰を喜ぶ人々がいる一方、打撃を受けている人や企業も多い。

多額の外貨準備を保有するスイス銀行は資産が減少。また、スイスの経済界はこの決定を「大参事」と称しており、スイスフランの高騰により、スイスの輸出高は約6700億円相当目減り、スイスの経済成長は0.7%下がると予測している。

イギリスでは、FX業者「アルパリ」が破たん、アメリカの大手FXCMでも、顧客に約265億もの損失が発生したという。

「日本への影響は限定的」と金融庁

日本では、金融庁が破たんしたイギリスのFX業者「アルパリ」の日本法人に対して、破たんした親会社に対する資産流出を防ぐための国内保有命令を出した。

金融庁は、今回のスイスフラン急騰の日本への影響をこのようにみている。

スイス・フランは日本のFX取引の主力通貨ではないため、影響は限定的

じぶん銀行によると、じぶん銀行FXで人気の通貨は1位「ドル」(57.4%)、2位「ユーロ」(15.2%)、3位「豪ドル」(15.1%)、4位「ポンド」(6.1%)ということだ。

ネット上には「FXは怖い」という声が殺到

今回のスイスフラン急騰を受けて、ネット上には反響が殺到している。

マネックスグループは、今回の損失は約802億の自己資本の約0.2%相当なので、影響は軽微としている。

しかし、マネックスにとっては軽微な影響だとしても、損失を被った個人投資家や企業にとっては深刻な打撃だ。

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