今度はケンタッキーで「ポテト販売が休止」へ!米西海岸での労使交渉が影響

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昨年、マクドナルドでポテトの販売が一時休止され話題になったが、今度はケンタッキーでポテトの販売が休止となった。

ケンタが「お詫び」を発表

日本ケンタッキー・フライド・チキンは22日、「ポテトの販売を一時休止する」ことを発表した。

理由は、マクドナルドと同じく「アメリカ西海岸における港湾労使交渉の長期化の影響」だ。

アメリカ西海岸では昨年5月から、港湾を利用する船会社やターミナルオペレーターで構成される「太平洋海事協会」と「国際港湾倉庫労働者組合」との6年に1度の労使交渉が行われている。

現在、この交渉が妥結せずに長期化している影響で湾港での作業が滞り、ポテト等の安定調達に支障が出ているのだ。

なお、マクドナルドは航空便や別の港からの船便で対応し、ポテトの販売を再開した。

ネット上には「ポテト危機」という声

ケンタッキーでのポテト販売休止を受け、ネット上には多くの反響が寄せられている。


現在、ケンタッキーHPのメニュー一覧から「ポテト」は消されている。

バーガーキングや沖縄にも影響

アメリカ西海岸における湾港労使交渉の影響が及んでいるのは、ケンタッキーだけではない。

バーガーキング」は、労使交渉の影響でBKフレンチフライの調達が難しくなったため、代替ポテトで対応することを決めた。

沖縄では、ファストフード店「エイアンドダブリュ沖縄」が、カーリーフライの販売を10日から一時休止している。また、沖縄ではアメリカからの船が着かないために、県内ホテルへのポテトの供給が滞っているという。

沖縄県内のホテルや飲食店にポテトを卸している「イバノ」の担当者は、この状況についてこう述べている。

ここまで遅れるのは予想していなかった

イバノの担当役員によると、11月中ごろに入る予定だった船が沖縄に入港したのは、1月3日だったという。なお、その後の契約については、船の運航の目途が立っていないそうだ。

賃上げへの期待で交渉が長期化?

今回、ここまでアメリカ西海岸の湾港労使交渉が長引いている背景には、「アメリカ経済の回復に伴って、労働者側が賃上げを期待して交渉を長引かせている」という状況があるようだ。

一体、アメリカ西海岸の労使交渉はいつまで続くのだろうか。

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