JASRACへの著作権料不払いで、ライブハウスの楽器が利用差し止めに!

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著作権利用料を払わずに営業を続けてきたライブハウスに、楽器などの利用差し止めの仮処分が執行された。

著作権侵害でJASRACが提訴

静岡新聞によると、今回仮処分が執行されたライブハウスは、2008年の開店当初から著作権利用料を支払わずに生演奏やカラオケの利用を続けていたという。

日本音楽著作権協会(JASRAC)は、このライブハウスに説明や催告を行っていたが、ライブハウスがこれに応じなかったために、昨年9月、静岡地裁に楽器演奏とカラオケ使用の差し止めを求める仮処分を申したてた。

JASRACによると、遅延損害金も合わせた損害金相当額は390万円に上るという。

楽器に網をかける措置

この訴えに対して、静岡地裁は1月9日に仮処分を決定。

22日の夜に地裁執行官とJASRAC職員がライブハウスに入り、楽器や楽譜、スピーカーなどに網をかけて、執行官保管の措置を取った。

ネット上には「やりすぎでは!?」という意見が多数

この報道を受け、ネット上には多くの反響が寄せられている。



仕方がないという意見もあったが、楽器に網をかけるという今回の措置に「やりすぎ」という声が多く見られた。

座席数などに応じてJASRACに使用料を支払い

ライブハウス等を開業した際には、JASRACへの著作権利用料の支払いが求められる。

この使用料は、「座席数」や「演奏時間」、「標準単位料金(客単価)」等ごとにJASRACによって細かく規定されている。

過去には逮捕例も

JASRACへの著作権料不払いは、ほとんどのケースでは訴訟の段階で何らかの解決に至るという。

しかし中には、著作権侵害を行ったとしてスナックの経営者が逮捕された事もある。

逮捕されたスナックの経営者は、1981年の開業以来著作権侵害を続けていたという。JASRACはこの経営者に再三の注意を行ったが、男性がそれに応じなたったために提訴。

しかしその後も男性が著作権侵害を続けたために、JASRACは男性を2006年に刑事告訴。男性は著作権法違反の容疑で逮捕されたという。

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