誕生から約70年、経団連がついに女性役員を起用へ!ネットには「今までいなかったの?」と驚きの声

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経団連の役員に、ついに女性が起用されることになった。

1946年の誕生以来、経団連に女性役員はゼロ

経団連は、経済の発展と国民生活の向上を使命として活動している一般社団法人団体。

現在、「東レ」の会長が経団連の会長を務め、その役員には「三菱商事会長」や「日本郵船会長」「トヨタ自動車会長」など名だたる企業の役員らが名を連ねている。

1946年の誕生以来、経団連の役員に女性が起用されたことはなかった。

ついに女性役員を起用か?

経団連は、今年6月に退任する審議員会の副議長の後任として、イギリスの大手通信会社の日本法人「BTジャパン」の吉田晴乃社長を内定した。

経団連の会長は、今回の人選についてこのように述べている。

吉田さんを迎えてさらに女性の活躍の機会を拡大したい

審議員会副議長には、吉田氏の他に10人が内定している。5月11日の理事会で正式決定し、6月2日に就任する予定だ。

吉田晴乃氏とは?

今回、経団連の役員に内定した「BTジャパン社長の吉田晴乃氏」は、恵まれた家庭環境で箱入り娘として育てられた。大学卒業後、親の決めた大企業に内定が決まっていたが、病気で内定が白紙になった。

1990年初期にカナダ人と国際結婚をしてカナダに移住。母親が子どもを預けて仕事をしているのが普通だったカナダで、吉田氏も仕事を始めることを決意、カナダ国営の電話会社で営業として勤務した。

その後、キャリアを積重ね、シングルマザーとしてNYへ渡り、NTTのアメリカ事業に就いた。親戚も友人もいないNYでベビーシッターに子どもを預けて、働いていたという。

吉田氏はプレジデントオンラインのインタビューで、当時の仕事と育児についてこのように語っている。

ある朝、娘の体調が悪かったので、ベビーシッターに医者に連れて行ってくれるように頼み、出勤しました。娘が医者で診てもらって帰る途中、偶然にも街中で私と出会ってしまったのです。娘は必死で私のほうに手を差し伸べました。でも私は顔を伏せ、娘の前を黙って走り抜けるしかありませんでした。

シングルマザーとして、懸命に仕事に打ち込んでいたようだ。

ネット上には「遅すぎる」という声が多数

経団連が誕生してから、約70年。ようやく女性役員が誕生するというニュースに、ネット上にはさまざまな声が届いている。

  • 今までいなかったという事実に震えるわ…ここ先進国じゃねえのかよ…
  • よ、ようやく1名という感慨!
  • どんだけ遅いんや
  • 政府の推進で女性役員って、それこそ差別だと思う
  • 育休取って共働きして、仕事家事育児をやって来ましたって人なら意味があるのかもしれないけど
  • 女性が男性化しないと活躍できない環境ってどうなん?
  • 男性に合わせられる女性なら男性と同じように扱うというふざけた男女平等なんかやめてほしい

 「遅すぎる」という声や「男性同様の働き方が求められるのか」などといった意見が多くみられた。

女性の登用は増えるのか?

経団連の会員となっている企業は、1323社。しかし、その中で女性が会長または社長を務めている企業は、20社に満たない。

政府は「管理職など指導的な立場の女性の比率を2020年に30%にする」という目標を立てている。経団連役員への女性の起用は、日本企業での女性役員の登用にどのような効果があるのだろうか?

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