スカイマーク撤退で「那覇~石垣」の運賃が2倍以上に!?石垣市議会が軽減を求めて直訴

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スカイマークの撤退により、那覇~石垣の航空運賃が大幅に増えるのでは、と懸念されている。

スカイマーク撤退後、運賃が値上がり?

現在、「那覇~石垣」路線には「スカイマーク」と「日本トランスオーシャン航空(JTA)」と「全日本空輸(ANA)」が就航している。

3月1日に那覇から石垣に向かう飛行機の普通運賃を比較してみると、スカイマークでは普通運賃が9900円なのに対し、JTAでは2万6800円、ANAでは2万5千円に設定されている。

今後、運賃の安いスカイマークが撤退することで、同路線の航空運賃が引き上げられるのではないかと心配されている。

ネット上には「痛い」という声が多数

運賃上昇への懸念を前に、ネットには多くの意見が寄せられている。


地元の人にとって、スカイマークの撤退は深刻な問題のようだ。

スカイマークに代わり、ソラシドエアが就航へ

沖縄県には、「当日運賃が県の設定水準より高いこと」と「企業間競争がないこと」を条件にした、「沖縄離島住民等交通コスト負担軽減事業」という離島割引制度がある。

スカイマーク撤退後、「那覇~宮古」路線にはこの事業が適用される方針だ。

しかし、那覇~石垣路線にはソラシドエアが新規参入するため、この割引制度事業は適用されない見通しとなっている。

「価格競争になっていないのでは?」と疑問視

しかし、4月以降の「那覇~石垣」路線の当日購入可能運賃は、ソラシドエアが2万1千円、ANAとJTAが2万5千800円となっていることから、「価格競争になっていないのでは?」と疑問の声があがっている。

また、新規参入するソラシドエアがANAのパートナー会社であることに対して、「新規参入と言えるのか」という指摘もある。

「現行運賃の維持」を求めて直訴

石垣市議会は9日、臨時会を開催した。

そこで、「那覇~石垣」路線で「県の離島割引制度」の適用を求める意見書・要請決議と、現行の運賃制度を継続するようにJTAとANAに求めることを、全会一致で可決。10日、沖縄県と航空会社2社に直訴した。

沖縄県は運賃軽減を検討

石垣市議らの訴えを受けて、沖縄県の安慶田光男副知事は10日、運賃低減に向けて対応する考えを示した。今後、那覇~石垣線の運賃設定が出そろった段階で、運賃割引事業の適用を判断する方針だという。

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