「人工流れ星」の開発が進む!発案者は東大出身のママ起業家

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近い将来、人工の「流れ星」が実現するかもしれない。

36歳女性起業家が「人工流れ星」に挑戦

「人工流れ星プロジェクト」という、人工的に流れ星を作るプロジェクトに取り組んでいる企業がある。その企業の名前は「ALE」、36歳の女性が社長を務めるベンチャー企業だ。

社長の岡島さんは東京大学の理学部出身。学生時代に「ししざ流星群」を見て、「自分で流れ星を作ってみたい」と思い、2011年に「ALE」を設立した。

東京オリンピックでの採用を目指す

岡島さんの人工流れ星プロジェクトは、当初は相手にされないことも多かったという。しかし、しだいに協力者が増え、現在開発チームでは20人を超える研究者が実験に取り組んでいる。

今後は、人工流れ星の実現性の高さを文部科学省などにアピールし、2020年開催の東京オリンピックの開会式での採用を目指す計画だ。

2014年5月に参加した「日本・宇宙議員連盟」で、「2020年東京オリンピック開会式の演出に人工流れ星を」という話をしたところ、良い反応が返ってきたという。

人工衛星に「流れ星のもと」を搭載

人工流れ星のメカニズムはどうなっているのだろうか?具体的な内容は公開されていないが、大まかな仕組みは以下のようなものだ。

  • 1、直径1cmほどの「人工流れ星の素材」を搭載した人工衛星を打ち上げ
  • 2、宇宙空間で素材を放出
  • 3、放出された素材が大気圏で燃え尽きる際に発光し、流れ星に

決められた場所で正確に流れ星を発生させるための機械「マスドライバ」の実用化の目途もたっているという。なお、人工流れ星を作った後の人工衛星は、打ち上げから数か月で大気圏に突入して燃え尽きるので、宇宙ゴミにはならないという。

「流れ星1つ100万円」なら利益も

「人工流れ星」は事業として成り立つのだろうか?

朝日新聞の報道によると、人工流れ星にかかる総費用は5億円。一つのマスドライバ(流れ星放出装置)には、約1000発の流星素材を積むことができるので、一つ100万円だとしたら利益も出るという。

ALEのホームページには、このような記述がある。

好きなときに好きな場所で、流れ星をお楽しみください

近い将来、イベントやパーティの演出に「人工流れ星」が使われる日が来るかもしれない。

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