【注意】35%の「ウェブカメラ」で映像が、ネット上で覗き放題になっていることが判明!

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朝日新聞の調査によると、インターネット接続されているウェブカメラの3割以上で、映像や音声を第三者がネット上で見聞きできる状態になっていたという。

映像や音声が筒抜けに

朝日新聞は昨年秋以降、国内にあるおよそ125万件のIPアドレスを抽出し、ネットに接続している2163台のウェブカメラの接続状況を検証した。

その結果、35%にあたる769台のウェブカメラで第三者からのアクセスブロック対策が取られておらず、映像や音声がネット上で第三者が見聞きできる状況になっていたという。

ほとんどは「防犯」「監視」カメラ

第三者に映像や音声が筒抜けになっていたカメラのほとんどは、「防犯カメラ」や「監視カメラ」として設置されているものだった。

確認できた映像には、書店や美容院、スーパーなどの商店や、従業員控室、託児所などが映っていたという。中には、店名や所在地、設置場所などが特定できるカメラも複数あった。

「知らなかった」という使用者が多数

朝日新聞がカメラ設置者に確認したところ、いずれの設置者も「非公開を前提として作動させていた」と述べたという。設置者は、カメラの映像などが外部から見聞きできる状態になっていることを知らなかったようだ。

しかし中には、過去にカメラが外部から操作されたかもしれないことを把握しながらも、対策を取っていないという事業者もいた。

「空巣を誘発する危険」と大学教授

ウェブカメラの映像や音声が筒抜けになっている状況について、情報セキュリティ大学の湯浅教授はこのように語った。

こうした状態が続くと、プライバシー侵害や住民の不在を狙った空き巣を誘発する危険がある

ウェブカメラは、昨年だけでも約45万台が国内市場に出ている。今回調査されたウェブカメラ以外にも多くのウェブカメラで、映像や音声が筒抜けになっていることが危惧される。

ネットには「意識して」という声

このような状況を受けて、ネット上には多くの反響が寄せられている。

  • 危ないな~
  • 防犯が防犯じゃなくなってる…
  • 怖すぎる。意識すべきだろう
  • パスワードかけない人がいるのか 小学校のカリキュラムに組み込まないと
  • ネットリテラシーが低い人は使っちゃだめです!
  • パスワードの設定は必要最小限
  • PC内蔵のはテープで目隠ししてるので問題ない

「怖い」という声がある一方で、「パスワードを設定していな人がいるなんて、危機意識がなさすぎる」という意見もあった。また、自宅のパソコン内蔵のウェブカメラにガムテープなどで目隠しをしているという人も多く見られた。

速やかに「パスワードの設定」を!

ウェブカメラによる映像や音声の漏えいを防ぐために、どのような対策を取ればいいのだろうか?

独立行政法人情報処理推進機構は、インターネット接続機器の情報対策として、以下のようなポイントを示している

  • 定期的なセキュリティ検査を行うなどの「管理の明確化」
  • 通信制限など「ネットワーク装置による保護」
  • パスワードの設定や変更など「機器を適切に設定」

パスワード設定などのセキュリティ対策をしっかりとすることが重要となる。

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