介護施設向け「ロボットスーツ」が発売に!労働環境改善や人手不足解消に期待

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「大和ハウス工業」ニュースリリース

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介護・福祉施設向けの自立支援・介護支援用ロボットスーツが発売されることが決まった。

大和ハウス工業が介護・福祉用ロボスーツを販売へ

大和ハウス工業は13日、サイバーダイン社が開発・製造する自立支援・介護支援用のロボットスーツの販売を開始すると発表した。

同社は他にも「セラピー用アザラシロボット」や「狭空間点検ロボット」などを販売し、ロボット事業を拡大している。

自立支援や介護者の負担を軽減へ

新たに販売されるのは「ロボットスーツHAL」の3商品だ。

  • ロボットスーツHAL 自立支援用(下肢タイプ)
  • ロボットスーツHAL 自立支援用(単関節タイプ)
  • ロボットスーツHAL 介護支援用(腰タイプ)

自立支援用ロボットスーツは、障害がある方や力が弱くなった人の動作をサポートする装着型ロボット。介護支援用は、介護者が介護を行う際に腰にかかる負担を軽減することができる。

脳からの信号をセンサーが読み取り動作

人間が体を動かすとき、「動きたい」と考えることで脳から信号が出され、神経を通して筋肉に伝わる。

HALはその「生体電位信号」を検出し、意志に沿った動きをアシストする。さらに、脳や神経系への運動学習を促すシステムも備わっている。

腰痛防止などに期待

介護業界では人手不足が深刻な問題となっている。平成25年の有効求人倍率は、全職種の平均が0.93なのに対し、介護分野は1.82と高水準だ。離職率も他の産業に比べてやや高くなっている。

内閣府の調査によると、介護職に対するイメージのトップは「きつい仕事」というものだ。実際に、高齢者を持ちあげるなど力仕事も多く、介護福祉士の退職理由の14.3%が「腰痛」だという。

ロボットスーツを活用することで腰に負担をかけずに動作できるようになり、介護業界で大きな問題となっている腰痛問題を解消できるのではないかと期待される。

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