新国立競技場「東京五輪は屋根ナシで」という文科相の方針に批判が続々

Text by

  • 1
123RF

123RF

新国立競技場の建設計画が変更されるようだ。

建設計画が変更に

下村文部科学相は18日、東京都の舛添知事との会談で「新国立競技場の屋根は大会後に整備する」ことと「観客席の一部を仮設にする」という考えを明らかにした。

また、下村文科相は会談で舛添知事に「競技場周辺の整備費用500億円の負担」を要請した。

理由は「工期」と「費用削減」

下村文科相は新国立競技場の建設計画を変更する理由として、「2020年の開催に工期が間に合わない」ことや「建設費を削減する必要がある」ことを述べた。

新国立競技場は2019年にラグビー・ワールドカップの会場としても使われる予定がはいっているため、屋根を作ると間に合わないという。

屋根はオリンピック後に設置

新しい計画では、屋根は東京五輪・パラリンピックが終了した後に整備するという。

また、当初8万人としていた観客席のうちおよそ5万5千人分は「仮設席」として建設する見通し。仮設席は大会終了後に撤去し、観客席の規模を縮小する。

工期が1年縮小か?

新国立競技場の建築費は一時は3000億円になるとも言われていたが、批判を受けて競技場の大きさを2割削減して1692億円~2100億円まで建設費を減らすように計画を変更していた。

新国立競技場の建設では、高度な技術が必要となる屋根に多額の費用がかかるとされており、屋根を作らない場合には競技場単体の建設費は約600億円になるという。

また、新しい建設計画に変更した場合、工期も現在の約42ヶ月から約30ヶ月に大幅に縮小できる見通しだ。

ネット上には「みっともない」という声

新国立競技場の建設計画変更について、ネット上にはさまざまな反響が投稿されている。


屋根も作らず座席も仮設にするのだったら、元あった国立競技場を壊す必要はなかったのでは、など批判の声が多く集まっている。

バスケや馬術などの会場も変更に

東京五輪・パラリンピックの会場をめぐっては今年2月、バスケットボールとカヌー、馬術の3会場の変更が国際オリンピック委員会に承認された。この変更で、1千億円規模の経費削減効果が見込まれるという。

2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会はコスト削減を念頭に会場の見直しを進めている。

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking