キャベツ卸値が8割高…野菜高騰に「エンゲル係数があがる」と悲鳴が続出

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flickr_克年 三沢

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キャベツなど、野菜の価格高騰が続いている。

キャベツ価格が倍に

農林水産省は19日、平成27年5月11日~15日の野菜小売価格緊急調査を発表した。

全国470店舗を調査したところ、キャベツの価格は前年比85%高の1kgあたり318円と昨年より大きく値上がりしていた。また、レタスやきゅうり、トマトも前年より18%~31%高く売られていた。

3月30日の週のキャベツ1kgあたりの価格(152円と)比べると、約一月半でキャベツの価格がおよそ倍になっている。

卸値は8割高

東京の大田市場では、千葉産キャベツが前年の同時期より8割高い10キロ1500円前後という卸値となっている。

また、茨城県ハクサイの卸値も前年同時期の3割以上値上がり、ダイコンも3割高の卸値で取引きされている。

天候による生育不振が影響

キャベツや白菜などの野菜が高騰しているのは、天候による生育不振が要因だ。4月の全国的な日照不足、5月の雨不足で生育が遅れ、野菜の出荷量が少ないままだという。

また、ゴールデンウィーク明けに大手スーパーがセールをしたことも、品薄感が強まった要因の一つではないかとみられている。

ネット上には「家計にひびく」という声

野菜の高騰について、ネット上には多くの反響が寄せられている。


円安などの影響でただでさえ食品価格が高くなっている中での野菜高騰に、悲鳴が殺到している。

カット野菜に注目

野菜の高騰は家計にとって深刻な問題だ。しかし中には、天候不順でもそれほど値上がりしない野菜もある。それは、「カット野菜」や工場で作られる「発芽野菜」などだ。

カット野菜は、年間を通じて価格の契約がされているため、通常の野菜よりも価格の変動幅が少ない。また、発芽野菜など工場で作られる野菜も天候不順に左右されない。

昨年の野菜高騰の際には、発芽野菜を栽培する「村上農園」で出荷量が通常の1.7倍に増えたという。

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