アダルト請求の相談が過去最多の11万件に!スマホ普及で高齢者の被害が急増

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アダルトサイトを閲覧して高額な請求をされたという相談の件数が、過去最多となった。

消費相談が2年連続で増加

政府が19日に閣議決定した2014年度の「消費者白書」によると、消費生活センターなどに寄せられた相談件数は94万4千件。2年連続で増加した。

そのうちのおよそ28%、26万1千件は65歳以上の高齢者からの相談だったという。

最も多い相談は「情報通信関連」

最も多く寄せられたのは「情報通信」に関する相談で約27万件。

中でも、アダルトサイト閲覧で高額料金を請求されたという相談は、過去最高の約11万件となった。

そのうち、約4千件では実際に料金を支払う被害が発生。被害額は平均約27万円と高額化している。

スマホの普及が影響か?

アダルト請求に関する相談が過去最多となった背景には、スマホの普及があるとみられている。

アダルトサイトに関する相談のうち、スマホで閲覧してトラブルとなったという相談の件数は次の通り。

  • 2010年 46件
  • 2011年 4236件
  • 2012年 12,202件
  • 2013年 28,377年
  • 2014年 47,515件

スマホでのアダルトサイト閲覧による請求相談が急増している。

アダルト請求、相談者の2割は60歳以上

また、アダルト請求への相談に占める高齢者の割合が増加している。

60歳以上からの相談の割合は、2009年には全体の7.6%だったが、2014年度は全体の21.3%に。5年間でおよそ3倍に増えた。

高齢者のスマホ所有率の増加に伴い、高齢者の被害が増えているようだ。

「業者に決して連絡しないで」と呼びかけ

国民生活センターは、アダルト請求の被害が過去最多となったことを受けて、消費者に次のようなアドバイスをしている。

  • 不用意にアクセスしない
  • 業者に決して連絡しない
  • お金は払わず、最寄りの消費者生活センターに相談する

また、請求画面に現れた「退会はこちら」等というボタンを押すと電話やメールが送信される場合もあるとして、請求画面のボタンを押さないように呼びかけている。

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