「あきれた…」給食費未納、学校からの“提供を止める”という通知で支払急増に反響が続々

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flickr_Chris Harber

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給食費の未納が問題となっていた埼玉県の中学校で、「未納が続けば給食を提供しない」と通知したとたんに支払いが急増したという。

給食費未納で食材購入の危機に

埼玉県北本市の市立中学校4校では、給食費の未納が問題となっていた。

未納額は約180万円にのぼり、来月の食材購入も危ぶまれる状況だったという。中には、4月~6月までの3ヶ月分が全て未納となっている保護者も43人いた。

給食の提供停止を通知

給食費未納に悩む4校の校長会は、3ヶ月未納が続いた場合は給食を提供しないことを決め、4月から6月まで3ヶ月分が未納となっている家庭の保護者に学校便りなどで通知をした。

すると、3か月間未納だった43人のうち、40人から納付もしくは納付する意志が示されたという。

ちなみに、該当する家庭には、生活保護など給食費の負担が免除されているケースや学校に相談したケースはなかったそうだ。

ネット上には「許せん」と怒りの声

この騒動を受けて、ネット上にはさまざまな意見が寄せられている。


「あきれた…」「保護者のモラルが低下している」という怒りや嘆きの声、「親のしわ寄せを子どもが受けるのは可哀想」という意見などが投稿されていた。

北本市の教育委員会は、実際に弁当を持参させることは生徒へのマイナス面が大きいとして、各学校の校長に「細心の注意を払うように」と指導している。

全国で給食費未納が問題に

給食費の未納は全国で大きな問題となっている。

文部科学省によると、給食費の未納者のいる学校の割合は、46.5%。未納者の割合はおよそ0.9%、未納額はおよそ0.5%だという。

学校が認識している未納の主な原因は、「経済的な問題」が33.9%、「保護者の責任感や規範意識の問題」が61.3%。保護者のモラルが原因での給食費未納も多いようだ。

裁判になるケースも

給食費の未納が裁判に発展したケースもある。

高崎市が子ども2人の小・中学校の給食費を滞納した保護者を訴訟した裁判では、父親に滞納した給食費の全額(約34万円)の支払い命令が出た。

高崎市は、市内の学校給食費の滞納が2013年度末時点で1億2100万円にのぼったことから、法的措置に踏み切ったという。

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