実質賃金25ヶ月連続マイナスの一方、国会議員の所得は3年連続増

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実質賃金がついに25ヶ月連続でマイナスとなった。

実質賃金は0.1%減

厚生労働省は30日、平成27年5月分の「毎月勤労統計調査」を発表した。

それによると、現金給与総額は一般労働者が0.7%増、パート労働者は0.5%減で、全体では0.6%増となった。

しかし、物価が上昇していることなどから「実質賃金」はマイナス0.1%に。これで実質賃金は25ヶ月連続で減少となった。

小遣いも減少

実質賃金が減少している影響を受けてか、サラリーマンの小遣い額も減っている。

新生銀行が29日に発表した「2015年サラリーマンのお小遣い調査」によると、男性会社員の小遣い額は前年より1930円減って3万7642円。1979年の調査開始以来、過去2番目に低い金額だ。

また、小遣いは減っているが消費税や物価の上昇で昼食代は値上がりしており、多くのサラリーマンが負担に苦しんでいるという。

国会議員の平均所得は2427万円

一方で、国会議員の所得は増加傾向にある。

衆参両院が30日に公表した「国会議員の2014年分の所得に関する報告書」によると、国会議員1人の平均所得は2427万円と3年連続での増加。

消費税増税の理解を得るためや復興財源の確保、議員定数を実現させるまでの身を切る改革としてカットされていた20%の歳費が戻ったことを受けて、前年より146万円増えた。

ネット上には不満の声が続々

「実質賃金の25ヶ月連続マイナス」と「国会議員所得の3年連続増」が同じ日に発表されたことを受けて、ネット上には多くの反響が投稿されている。


震災復興税の徴収が続いていることや、議員定数の削減が実現されていないことなどを指摘し、「不公平だ」という声が続々と投稿されていた。

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