火山活動を懸念?富士山の登山者数が昨年のおよそ半分に

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夏山シーズンを迎えた富士山の登山者数が低迷しているという。

登山者数が44.8%減

山梨県は8日、山開きした7月1日~7日までの1週間の富士山登山者数と入山料徴収額を発表。

それによると、山開きからの1週間に富士山を訪れた登山者数は5824人。1万546人だった昨年同期より4722人(約44.8%)減った。

また、入山料を支払う登山者の割合も昨年より2割以上減少したという。

悪天候が原因か?

なぜ、富士山を訪れる登山客が大幅に減っているのだろうか?

山梨県の観光資源課は、今年は雨風が強い日が多いため登山客数が伸び悩んでいるとみている。

また、悪天候で入山料の徴収を建物内で行っている影響で、入山料の徴収割合が低迷しているという。

「火山活動」を心配する人も

しかし、悪天候というだけの理由で登山客数がこんなに減るのだろうか?

日本各地で活発化する「火山活動」への懸念も影響しているとみられる。

須走口五合目にある山小屋「東富士山荘」の主人によると、箱根の噴火警戒レベル引き上げの影響などで6月は20件以上予約のキャンセルがあったという。

噴火に備えた安全対策を実施

富士山の突発的な噴火に備えて、山梨県と静岡県は安全対策に乗り出している。

山梨県は「富士山噴火時非難ルートマップ」を作成。静岡県は、富士山の山小屋にヘルメットやゴーグル、防塵マスクや拡声器などを配備した。

ある山小屋経営者は、「安心して登れることを知ってほしい」と訴えている。

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