「真夏の開催なのに…」新国立は冷房ナシという方針に懸念の声が続々

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28日、2020年の東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる「新国立競技場」の整備計画が決定する。

総工費は1550億円

政府は、新国立競技場の整備計画の方針を次のように固めた。

  • 総工費1550億円
  • 仮設席の設置で、収容人数は最大8万人規模に
  • 屋根は観客席上部だけ
  • 屋根の素材は「幕」
  • 観客席の冷房設備は見送り
  • 完成時期は、IOC要請の2020年1月を目指す

28日の関係閣僚会議で、こうした方針を盛り込んだ整備計画が決定される見通しだ。

暑さ対策は救護室?

五輪・パラリンピックが真夏の開催であることから、下村文部科学相と遠藤五輪相は冷房設備は必要性だという考えで一致していた。

しかし、完全に屋根が閉じない競技場に冷房設備を付ける例は世界でもほとんどないことから、削減されることになった。

熱中症対策としては、休憩所や救護所を増やす方針だという。

ネット上には「心配」という声が続々

この政府方針について、ネット上には多くの反響が寄せられている。


冷房について「屋根がないなら付けないのが妥当」など賛成意見もあったが、「日本の夏は高温多湿なのに、本当に大丈夫なのか?」と心配する声が多数みられた。

熱中症が最も多い7月・8月の開催

2020年東京五輪・パラリンピックの開催日程は、五輪が7月24日~8月9日、パラリンピックが8月25日~9月6日。熱中症による救急搬送が多い時期と重なる。

今年の全国高校野球選手権では、甲子園球場や神宮球場で多くの観客が熱中症などで救護室に運ばれ、一時は救護室に入りきらない状況になったという。

神宮球場での野球観戦中に熱中症とみられる症状で病院に搬送された60代の男性は、一時心肺停止状態になった。

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