五輪エンブレム、招致時の「桜のリース」を使えない理由が判明

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「東京五輪・パラリンピック競技大会組織委員会」ニュース

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オリンピック招致活動時に使われていた「桜のリース」モチーフのエンブレムを使えない理由が分かった。

当面、招致時のエンブレムで代用

佐野氏デザインの東京五輪・パラリンピックのエンブレムが白紙撤回されたことを受けて、東京都は新しいエンブレムが決まるまで招致活動の際に使用した「桜のリース」モチーフのエンブレムを使うこととした。

都内の各自治体にも、当面の間、招致活動時のエンブレムを使うように連絡をしたという。

女子美大生のデザイン

招致活動の際に使われたエンブレムは、2011年に公募により38作品の中から選ばれた。デザインしたのは、当時女子美大生だった島峰藍さん。

島峰さんの「桜のリース」エンブレムは好評で、「五輪エンブレムもこれでいいんじゃないの」という意見も多い。

IOCの規定で使えないことが明らかに

しかし、大会組織委員会は2日、招致時に使った「桜のリース」は五輪エンブレムとして使うことはできないことを明らかにした。組織委員会はその理由として、IOCの指針にこのような定めがあると説明。

大会エンブレムは招致ロゴに取って代わるもので、発表まで機密事項として管理すること

公募で選ばれ既に広く知られている招致時の「桜のリース」のロゴを使用することはできないという。

権利ビジネスの問題も

また、組織委員会の副事務総長はこのようにも説明した。

招致段階のエンブレムは無償で多く配布されている。有償で(権利ビジネスの)ライセンス展開するのは難しい

組織委員会は、1社あたり150億円の契約を結んだ「ゴールドパートナー」にエンブレムの独占使用を認めている。招致時のロゴは既に無償で配布されているので、有償でライセンス展開するのは難しいという。

ネット上には嘆きの声

「桜のリース」エンブレムは使えないという組織委員会の説明を受けて、ネット上には多くの反響がよせられている。

  • 平たく言えば金のためですねわかりました
  • 完全に大人の事情ってやつだね
  • 理由が腹落ちしないなぁ
  • これじゃオープンな選考とか無理じゃん
  • IOCの指針のほうを変えるよう努力してくれ
  • 少しアレンジすれば良いんじゃないの?勿体ない

「金のためか…」「発表まで機密事項にしないといけないんだったら、オープンな選考はできない…」などと嘆く声が多く投稿されていた。

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