国家試験合格者から厳選!政府が「情報セキュリティ専門家」リストを公表へ

Text by

  • 24
123RF

123RF

経済産業省が、情報セキュリティの専門人材の名簿を公表する。

2016年秋にも公表へ

日本経済新聞の報道によると、経産省が2016年の秋にも厳選した「情報セキュリティスペシャリスト」の名簿を公表するという。

増加するサイバー攻撃への対応強化が狙いだ。

国家資格所有のスペシャリスト

公表される名簿に登録されるのは、合格率14%の国家試験「情報セキュリティスペシャリスト試験」に合格した上で、実施が検討されている追加講習や試験を受けた者。

合格者の登録は3年ごとに更新される方向だという。

経産省は、2020年までに厳選した「情報セキュリティ専門人材名簿」への3万人以上の登録を目指す。

日本を狙ったサイバー攻撃が過去最多に

政府がこのような取り組みを実施する背景には、増加・深刻化するサイバー攻撃の脅威がある。

日本の政府や企業を狙ったサイバー攻撃の件数は2014年に過去最多の約256億6千万件となった。

専門家が8万人不足

サイバー攻撃の脅威が深刻化する中で、情報セキュリティの専門家が不足している。

現在、日本国内の企業に情報セキュリティー従事者が約26万5千人いるが、そのうち約16万人以上は最先端の技術動向について行けておらず、約8万人の専門家が不足しているという。

政府は今年9月にサイバーセキュリティ戦略を閣議決定。

他にも、「初等中等教育段階でのサイバーセキュリティ教育の充実」や、サイバーセキュリティ分野の魅力を伝える「サイバー・ハロウィン・キャリアトーク」の実施など、サイバーセキュリティに関わる人材の育成・確保に取り組んでいる。

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking