東京地裁の「意に反するAV出演契約は即時解除できる」という判決に賞賛の声

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東京地裁が「意に反するAV出演は許されず、契約は即時解除できる」という判決を下した。

業者側の請求を退ける

東京地裁は今月、アダルトビデオ(AV)への出演を拒否した20代の女性がプロダクションから違約金を請求された訴訟について、業者側の請求を退ける判決を言い渡した。

業者側は違約金として2460万円の支払を求めていた。

無断でAV出演を決定

女性は高校生の時にタレントとしてスカウトされ、プロダクションと営業委託契約を締結。

その後、女性は意に反する露出度の高いグラビア撮影をさせられたり、一方的にAVへの出演を決められたという。

女性はAVに1本出演した後、精神的ショックで体調が悪化。その後の出演を拒否したところ、「あと9本の出演が決まっている」「違約金が1千万かかる」と言われた。

プロダクション、違約金を求めて女性を提訴

女性は民間団体「ポルノ被害と性暴力を考える会(PAPS)」に相談。

契約解除を通告すると、プロダクションは契約違反として違約金2460万円の支払を求めて提訴した。

裁判長「直ちに契約を解除できる」

この訴訟について、東京地裁は次のように判決。

意に反するAV出演は許されず、契約は即時解除できる

「AV出演は意志に反して従事させることができない性質のもの」として、契約を解除できると判断した。

ネット上には「まっとうな判決」という声

この判決について、ネット上にはさまざまな意見が寄せられている。

  • 完全に犯罪
  • 至極真っ当な判決だな
  • 当たり前!支援団体PAPSすばらしい!
  • この判決で、同様の被害に遭う人が減るでしょう
  • この種の事件を根絶させるためにも、政府は法整備を急ぐべきだ
  • 会社名を公開すべきなのでは?

「至極真っ当」など、判決を支持・賞賛する声が多数みられた。

同様の相談が相次ぐ

AV出演を拒否した女性が違約金を請求される被害が相次いでいる。

支援団体PAPSによると、同じような被害の相談は70件以上寄せられており、中には違約金を払ってしまったケースもあるという。

 女性の弁護団は「強要に従う必要がないことを示した先例になる」と、今回の判決を評価。

女性の支援団体PAPSは被害を防止するための法整備の必要性を訴えている。

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