便秘薬「酸化マグネシウム」で死亡例!服用中の人は異常を感じたらすぐに受診を

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便秘薬などとして使われている「酸化マグネシウム」を飲んだ後に死亡したという報告が4例発生していることが分かった。

「高マグネシウム血症」に

便秘や胃・十二指腸潰瘍などの改善に使われている薬「酸化マグネシウム製剤」の副作用で、直近の3年で「高マグネシウム血症」になった例が29例報告されていたことが明らかになった。死亡したケースも4例あるという。

高マグネシウム血症とは、血漿マグネシウム濃度が2.1mEq/Lを上回る状態のこと。嘔吐や筋力低下、全身倦怠感、嚥下障害などの症状が現れる他、重症化すれば昏睡や呼吸金麻痺、心停止などが起こることもある。

「使用上の注意」改定を指示

このような状況を受けて厚労省は20日、「使用上の注意」を改訂するように通知で指示。医薬品医療機器総合機構は厚労省が発出した改正指示を発表した。

  • 「慎重投与」の項に「高齢者」を追記
  • 必要最小限の使用にとどめることを追記
  • 症状が現れた場合、直ちに医療機関を受診するよう患者に指導する旨を追記
  • 「高齢者への投与」への項に、「マグネシウム血症」に関する注意喚起を追記

高マグネシウム血症に関する注意喚起を改訂するように指示している。

ネット上には不安の声が続々

酸化マグネシウム製剤で重篤な副作用が発生していることを受けて、ネット上には多くの反響がよせられていた。


「服用しているが大丈夫なのか…」など不安の声が続々と投稿されている。

初期症状を感じたら早期受診を

酸化マグネシウム製剤を服用している患者は、今後どうすればばいいのだろうか?

高マグネシウム血症は、早めに発見して適切な処置を行えば大事に至ることはほとんどないが、放置しておくと昏睡や呼吸筋麻痺、心停止など重い症状になることもあるという。

医薬品医療機器総合機構は、「吐き気」や「嘔吐」、「めまい」や「だるさ」などの初期症状を感じたらすぐに服用をやめて医療機関を受診するように呼びかけている。

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