ついに受刑者の10人に1人が「高齢者」に!刑務所の医療費が大幅増

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受刑者の高齢化が進んでいる。

高齢者率約10.4%

法務省は13日、2015年版「犯罪白書」を公表した。

それによると、2014年に刑務所に入った者のうち65歳以上の高齢者の割合は約10.4%

高齢者の割合が1割を超えるのは、1991年の統計開始以来初めて。

24年で約8倍

刑務所の入所者数は2006年をピークに減少しているが、受刑者に占める65歳以上の高齢者の割合は増加傾向にある。

1991年には274人(全体の1.3%)だった高齢入所者が、2014年には2283人(全体の10.4%)となった。

特に、女性受刑者で顕著

受刑者の高齢化は、特に女性で顕著だ。

高齢者率は男性入所者では9.8%なのに対して、女性入所者は16.4%。

さらに、高齢受刑者は出所しても行き場のないケースも多く、再び犯罪を起こして再入所する割合も高い。

矯正施設の医療費60億円

受刑者の高齢化に伴い、刑務所では入所者の介護などの問題が深刻となっている。

また、刑務所でかかる医療費も増加。

「財務省」総括調査票

「財務省」総括調査票

刑務所等の矯正施設の医療費総額の2015年度予算は60億円。外部医療機関での診療費が大幅に増加し、過去10年間で8割増となった。

刑事施設に収容されている人の医療費は全て国費負担となる。

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