「カンベンして…」マイナンバーに“健康保険証”機能という案に不安の声が続々

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「総務省」HP

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「健康保険証」とマイナンバーカードを一体化するという素案がまとまり、不安が高まっている。

ICチップに健康保険情報を書きこみ

厚生労働省が、「健康保険証」とマイナンバーカードを将来的に一体にするという素案をまとめた。

マイナンバーカードの裏側にあるICチップに健康保険組合の情報を書きこんで医療用IDへのアクセスを可能にするという内容だ。

診察歴等の照会が可能に

マイナンバーカードに健康保険証機能が付けば、病院は患者の診察歴等を照会することで一貫した医療サービスを提供できるようになる。

また、薬局や介護事業所などの複数の医療機関で医療情報を共有できれば、薬の二重投与がなくなり、大幅な医療費の削減も期待できる。

政府方針は既に決定か?

実は、マイナンバーカードに健康保険証を取り込むという方針は政府内では以前から固まっていたようだ。

昨年7月に開催された「マイナンバー対応実践セミナー」で、内閣府大臣官房番号制度担当室長が次のように話している。

個人番号カードに健康保険証を早急に取り込んでいく政府の方針は決まっている

また、「安倍首相や自民党などから健康保険証として早急に利用できるように求められている」とも語っていた。

ネット上には「リスクが高まる」という声

マイナンバーに健康保険証機能を持たせることを、世間の人々はどう思っているのだろうか?ネット上には多くの反響がよせられている。

中には「合理的」「医療費削減になる」など賛成意見もあるが、「リスクが上がる」「持ち歩くのが心配」「カンベンしてくれ」など不安という声が圧倒的に多かった。

平成30年には「預金口座」にも適用

マイナンバーをめぐっては今年9月、平成30年からマイナンバーを預金口座にも適用するなど活用範囲を拡大する改正マイナンバー法が成立した。

預金口座への適用は任意とされているが、平成33年以降は義務化する方針で検討されている。

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