「やめて…」年金運用で7兆8899億円の赤字という発表に悲鳴

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7~9月期の年金運用が7兆8899億円の赤字だと判明し、衝撃が広がっている。

過去最大の赤字

年金積立金管理運用独立法人は30日、平成27年度第2四半期の年金積立金の運用状況を発表した。

それによると、今年7月~9月の運用による収益は7兆8899億円の赤字。四半期ベースの赤字としては、2001年度以降、過去最大となった。

収益率は-5.59%と、過去3番目の悪さ。

中国の景気減速が影響

年金積立金管理運用独立行政法人は、運用成績が落ち込んだ理由を「中国の景気減速懸念」や「米国の利上げタイミングの不透明感の高まり」と分析。

また、「円高により円ベースの収益率のマイナス幅が拡大した」とも述べている。

運用法人「長期的に判断することが必要」

8兆円近い赤字を出して、年金運用は大丈夫なのだろうか?年金積立金の管理・運用をしている独立法人は、今回の結果を次のように説明している。

年金積立金は長期的な運用を行うものであり、その運用状況も長期的に判断することが必要

運用状況は長期的にみる必要があると語った。

運用開始からみれば45兆4297億円の収益

2015年7月~9月期の運用益は大幅なマイナスとなったが、市場での年金運用を始めた2001年度からの期間でみれば年金運用は45兆4927億円の収益が出ている。(収益率は年2.79%)

「年金積立金管理運用独立行政法人」HP

「年金積立金管理運用独立行政法人」HP

2014年度の年金積立金運用益は、過去最高の15兆2922億円だった。

ネット上には「確実な運用を」という声

年金運用で7兆8899億円の赤字が出たことについて、ネット上には多くの反響がよせられている。

「長期的にみれば黒字」「騒ぐことではない」という声もあったが、それでも「ギャンブルだ」「大丈夫なのか?」など不安を訴える声が圧倒的に多い。

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