「他人事じゃない…」介護殺人の加害者の半数は“不眠”という報道に、嘆きの声が続々

Text by

  • 0
Shutterstock

Shutterstock

「介護殺人の加害者の約半数が不眠などの過酷な状況にあった」という報道に、「分かる」という声が続々と届いている。

介護殺人、主要因は「介護疲れ」か

毎日新聞は7日、2010年からの5年間に首都圏と近畿2府4県で起きた介護殺人について調査したところ、加害者の約半数が「深刻な寝不足」に陥っていたことが分かったと発表した。

調査した介護殺人44件のうち、35件(80%)について、裁判所は「介護疲れ」が主因だと認定。

また、20件(45%)の事件の加害者は介護で深刻な寝不足に陥っており、うち8件の加害者は精神鑑定で「介護等で、事件当時うつ状態などにあった」と診断されたという。

ネット上には同意する声が多数

この調査結果について、ネット上には多くの反響がよせられている。

他にも「他人事じゃない」「親が要介護になったら、まともな精神状態を維持できるかどうか、自身がない」など、不安や嘆きを訴える声が多数投稿されていた。

介護疲れで心中も

介護をめぐっては、殺害だけでなく心中事件も相次いでいる。

先月、埼玉県の利根川で70~80代の夫婦が死亡しているのが見つかった事件で、被害者の三女が殺人と自殺ほう助の疑いで逮捕された。

逮捕された三女は10年前から認知症の母親の介護をしており、「生活が苦しく、介護に疲れた」と話しているという。

介護殺人などを研究する大学教授は、1998年からの14年間で国内で少なくとも558人が介護疲れによる殺害や心中で死亡という数字について、「実数はさらに多いはず」と指摘している。

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking