パタニティブルーが増加?夫の2割弱が妻の産後「うつ」傾向に

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男性も2割弱が「産後うつ」になるという調査結果に、衝撃が広がっている。

妻の産後、16.7%が「うつ」傾向に

毎日新聞が6日、2012年に愛知県内の自治体で行われた「妻が妊娠中の男性のメンタルヘルスの状態と、虐待につながる行為との関係」についての調査結果を報じた。

それによると、妻の出産3ヶ月後に夫215人のうち36人(16.7%)が「うつ傾向」を示したという。

さらに、産後うつ傾向になった者は、子どもを叩く、子どもを放置するなどの「虐待」に繋がる行為をする危険が4.6倍高まったことも判明した。

「産後うつ」とは?

問題となっている「産後うつ」とは、出産後に起きる心の病気。

産後に現れた憂鬱、気力が出ない、イライラする、理由もないのに涙が出るといった症状が2週間以上続く場合は、産後うつの可能性がある。

出産後の母親の約10%に見られ、これまでは主に女性に発症する症状として問題視されていた。

求められる「父親像」の変化が影響?

近年、「パタニティブルー」と呼ばれる産後うつ傾向の男性が増えているという。

かつては、父親は外で稼ぎ、日常的な子どもの世話やしつけなどは母親の役割とされていた。

しかし近年、母親と対等な一成員として家庭を築く父親像が求められるように。

「イクメン」も普及し積極的に育児に参加する父親が増加しているが、核家族で頼る人がいないことや産後のサポート体制が女性ほど整っていないことなどから、負担がかかっていると考えられている。

ネット上には負担増を嘆く声

ネット上にも、負担の重さを嘆く声が複数投稿されていた。

女性だけでなく、男性に対しても育児と仕事を両立するためのサポートや法律の整備が求められる。

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