「非常識!」埼玉県知事、授業で“赤旗”のコピーを配った中学教諭を厳しく批判

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埼玉県知事が中学校のホームルームで“赤旗”を配布した教諭について「非常識だ」と批判した。

知事「言語道断」

埼玉県の上田清司知事は6日、中学教諭がホームルームで「赤旗」のコピーを配布した問題について次のようにコメント。

学校現場での配布は言語道断で、非常識だ

「教師も教え方を学ばなければならない」と語った。

2度にわたり生徒に「赤旗」を配布

問題とされているのは、埼玉県春日部市の市立中学校の男性教諭の行為だ。

男性教諭は昨年9月、安保反対デモを取り上げた共産党機関紙「赤旗」のコピーに安倍政権を批判する文章を添えてホームルーム時に生徒に配布。

この行為について匿名の通報があり、教育委員会は男性教諭に指導を行った。

しかし12月、教諭はホームルームの際に再びマイナンバーに関する「赤旗」記事のコピーを配布。コピーには「不要」「危険な道への後戻りを感じさせる」といった文章が添えられていたという。

ネット上には「多様性を教えて」という声

中学教諭が生徒に「赤旗」のコピーを配ることを世間の人々はどう考えているのだろうか?ネット上には多くの意見がよせられている。

  • 生徒に自分の価値観を押し付けてるのが問題
  • 中学生を洗脳するの止めてください!
  • 教師の政治的な影響力は大きいんだから規制した方がいい
  • 政治教育は右左関係無く中立な立場で行われるべきもの
  • 各党の考えなどに多様性があることを教えてほしい
  • 他の新聞記事を配っても言語道断なのかな?
  • どこの新聞ならOK?

「非常識だ」「中立であるべき」など知事に同意する声が多かったが、中には「じゃあ、どうすればいいのか?」「どの新聞ならいいのか?」といった疑問の声もみられた。

教員の指導方法が課題に

今年夏の参院選から選挙権年齢が18歳に引き下げられるにあたり、教員の指導や影響が課題とされている。

自民党内では昨年6月、政治的中立から逸脱した高校教員に罰則を科す案も浮上した。

政府「複数紙を使用することが望まれる」

政治的な課題を指導するにあたって新聞記事を活用する場合、教員はどのような点に気を付ける必要があるのだろうか?

選挙権年齢の引き下げにあたって政府が昨年秋に配布した教師用指導資料「私たちが拓く日本の未来」には、次のように書かれている。

取り上げる事象について異なる見解を持つ新聞が見られる場合 には、異なる見解を持つ複数紙を使用することが望まれます。また、特定の課題につ いて一紙のみが取り上げている場合等には,他の資料を活用するなど教員が適切に他 の見解を説明することにより、取り上げた新聞も多様な見解の一つであることを生徒 に理解させることも必要です

異なる見解を持つ複数の新聞を活用することが適切だと説明している。

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