これでは少子化は止まらない?党幹部の育休議員への「評判を落とす」という注意に批判殺到

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妻の出産に伴って育児休暇を取得する考えを示した議員に自民党幹部が「評判を落としている」などと注意したことについて、反発する声が続々と投稿されている。

衆院議員が「1ヶ月の育休」取得を表明

自民党の宮崎謙介衆院議員が先月23日、同じく自民党議員である妻の出産に伴って“1ヶ月の育児休暇”を取得する考えを示した。

男性議員が育児のために国会を欠席するというケースはこれまでなかったことから、応援や批判などさまざまな意見が湧き上がり物議を醸している。

党幹部が宮崎議員に注意

育休を取る意向を示した宮崎謙介議員に対して自民党の国会対策委員会幹部は6日、「子どもを使って名前を売っている」など批判し次のように注意したという。

国会議員全体の評判を落としている

また、宮崎謙介議員が計画していた“国会議員の育休にむけた衆議院規則見直しの提言書”について、議長に提言する場合は国会対策委員会を通すよう求めた。

ネット上には嘆きと批判の声が殺到

この自民党幹部の「評判を落としている」という注意に対して、ネット上に反響が殺到。

中には「率先して取るのではなく、国民が取れるよう政治をするのが仕事」といった意見もあったが、多くは「議員が取れなかったら国民も取りにくい」「これでは少子化は止まらない」といった嘆きや批判の声だ。

男性の育休取得率2.3%

2014年の男性の育休取得率は2.3%。

また、女性の育休取得率は86.3%とされているが、出産前に仕事をしていた女性の7割は出産を機に退職しているという。

「職場の雰囲気」や「制度の不整備」が要因?

なぜ、育休取得率はこんなにも低いのだろうか?

厚労省の資料によると、育休を取得できなかった理由は「職場の雰囲気」や「制度がない」「会社・職場の理解がない」などが多いという。

政府は2020年までに男性の育休取得率を13%にするという目標を掲げており、男性の育児参加を促すために「イクメンプロジェクト」を実施している。

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