「死活問題だ…」卵の値上がりに悲鳴!昨年は過去10年で最高値に

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flickr_Hiroyuki Takeda

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「卵」の値上がりに嘆きの声があがっている。

物価の優等生

卵は「物価の優等生」ともいわれ、他の食料品が値上がりする中でも一定の価格を保ってきた。

およそ45年で食料品全体の価格が3.2倍になったのに対し、卵の価格上昇幅は約1.6倍。

「日本養鶏協会」HP

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日本養鶏協会によると、平成24年の卵の卸売価格は1kgあたり179円。なんと、昭和28年代よりも安かったという。

卵が値上がり傾向に

しかし近年、卵の価格が上がり始めている。

朝日新聞の報道によると、昨年の卵の価格は過去10年の最高値に。それに伴い、卵を使った加工品も値上がりしている。

ネット上には「痛い」という声

卵の値上がりを受けて、ネット上には嘆きの声が投稿されていた。

そのまま食べるだけではなく、さまざまな加工食品にも使われている卵の値上がりは、多くの消費者にとって痛手となっているようだ。

生産コストの高騰が影響

なぜ、最近になって卵の値段が上がっているのだろうか?

「飼料代」などの生産コストの高騰が影響しているという。

鶏のエサとなる配合飼料の価格は、平成14年から平成26年の12年間で約1.7倍に上昇。また、配合飼料は輸入に頼っているため円安が更なる打撃となっている。

養鶏協会が理解を訴え

消費者にとっては卵の値上がりは辛いことだが、飼料代など生産コストが上がり続けているにも関わらず卵の価格を抑え続けるのは生産者にとっては酷な状況だ。

日本養鶏協会は、鶏卵生産者たちが採算割れをおこしてどんどん廃業に追い込まれているとして「卵の未来を助けてください」と訴えている。

もう限界だという悲鳴が多くの仲間たちから上がってきています。それでも高い栄養価を日常的に摂れる「身近さ」や、独特の食文化である「卵の生食」を守るためにも、安全 な国産鶏卵の、安定的な生産・供給に、日夜努力し続けています。私たちの苦しい現状と熱い思いを、どうか、ぜひご理解ください

「物価の優等生」の卵といえども、生産コストが上昇しているのであれば、それが価格に転嫁されるのは仕方がないのではないだろうか。

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