「旅立って構わない…」新卒の“仮面就職”を歓迎している会社があると話題に

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「国際自動車グループ」HP

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「仮面就職」を歓迎している会社があると話題になっている。

本命ではないが…とりあえず就職

仮面就職とは、希望しておらず本命ではないがとりあえず合格した企業に就職すること。

就職浪人やフリーターを避けるために仮面就職し、そこで他企業への転職の準備をしたりチャンスを伺うという姿勢の者も多く、企業としては歓迎できるものではないだろう。

しかし、そんな仮面就職者を歓迎している会社があるという。

タクシー会社が呼びかけ

タクシー会社の「国際自動車グループ(km)」は採用サイトで、新卒者にむけてフリーターと正社員の生涯年収の違いなどを説明。

「正社員としてしっかり稼ぎながら、夢を叶えるチカラをつける時間をつくってください」として、次のように語りかけている。

夢が見つかったら旅立って構いません

この呼びかけに応じて複数の学生が同社を受験しているようだ。

「働きながら考えればいい」とエール

なぜ、国際自動車グループは「仮面就職」を肯定するような呼びかけを行っているのだろうか?

同社のホームページには次のように書かれている。

やりたいことが見つからない。やりたい仕事はあるけど企業とのマッチングが叶わなかった。こんな悩みを抱えている就活生を応援したい

「一生のことを今決めなくてもいい!」「社会人として働きながら考えればいい!」という思いで実施しているという。

ネット上には「誰しも仮面をかぶっている」との指摘も

仮面就職歓迎という新卒募集について、ネット上には「これは、アリだと思います」「面白い取り組み」など、好意的な声が多く見られた。

一方で、こんな指摘も。

「やりたいこと仕事にしてる人って一握りちゃうかな」「人間だれしも仮面をかぶっている」といった声が複数投稿されていた。

大学新卒の3人に1人以上が3年以内に離職

実際、不本意な就職をしている新卒は多いようだ。

厚労省のデータによると、大学新卒の32.3%、およそ3人に1人以上が3年以内に離職。

「厚生労働省」HP

「厚生労働省」HP

求人情報企業の間では、採用選考解禁時期の後ろ倒しによる混乱で希望の企業に就職できなかった2016年卒業者たちが、今後本命企業に「リベンジ転職」するのではないかという見通しもささやかれているという。

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