「軽すぎる…」池袋危険ドラッグ事故“懲役8年”の判決に不服の声が続出

2016年01月15日 15時17分

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池袋で発生した危険ドラッグ暴走事故で被告に「懲役8年」の判決が言い渡された。

東京地裁、懲役8年の判決

東京地裁は15日、おととし6月に危険ドラッグを吸って車を運転して路上に突っ込み7人を死傷させた罪に問われた被告に「懲役8年」の判決を言い渡した。

裁判長は判決で「極めて悪質で危険な犯行」と語ったという。

検察は懲役10年を求刑

2014年6月、東京都池袋の繁華街で、危険ドラッグを吸って車を運転していた被告の車が路上に突っ込んで歩行者を次々とはね、1人が死亡、6人が重軽傷を負った。

検察側は「危険ドラッグを常習的に使用し、酩酊状態などを経験していた」などと主張し、懲役10年を求刑。

被告側は「運転に支障が出るとは認識していなかった」として、危険運転にはあたらないと主張していた。

裁判長「極めて危険で悪質」

15日の判決で裁判長は「被告は事故の前に数十回危険ドラッグを使用しており、使用により運転に支障が出る恐れを認識していた」として、次のように指摘。

多くの歩行者が行き交う道路で制御を失い『走る凶器』と化した車を暴走させた極めて危険で悪質な犯行で、被告には真摯な反省もみられない

懲役8年を言い渡した。

ネット上には「納得いかない」という声

懲役8年という判決を受けて、ネット上には反響が続々。

他にも「納得いかない」「遺族はたまったもんじゃない」など判決を不服とする声が多数投稿されている。

懲役は最高で20年

「刑が軽すぎる」という声が多いが、危険運転致死傷罪の罰則はどのようになっているのだろうか?

「危険運転致死傷罪」による罰則は以下のとおり。

  • 人を負傷させた場合 15年以下の懲役
  • 人を死亡させた場合 1年以上20年以下の懲役

2006年に福岡県で飲酒運転の車に追突されて幼児3人が死亡した事故では、危険運転致死傷罪で懲役20年の判決が出された。

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