冥王星に代わる「第9惑星」か?太陽系に新たな“惑星”が発見されたかもと話題に

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太陽系に新たな惑星が存在する可能性があると発表され、注目が集まっている。

太陽系に新たな惑星?

カリフォルニア工科大学の研究チームは20日、太陽系に新たな惑星を発見した可能性があると発表した。

実際に観測されれば、太陽系の「第9惑星」の存在が明らかになるかもしれない。

太陽の周りを1万~2万年かけて公転か

この天体は「Planet Nine(プラネット・ナイン)」という通称でよばれており、地球の約10倍の質量があるという。

海王星の外側、太陽系の外縁部を細長い軌道で巡っており、1万~2万年かけて太陽の周りをまわっていると推定される。

シュミレーションで発見

「第9惑星」の存在は、数理モデルとコンピューターシュミレーションにより導き出された。

研究チームが太陽系の外縁部にある「カイパーベルト」と呼ばれるエリアにある6つの天体が太陽の周りを回るスピードに注目して計算したところ、大きな質量を持つ天体の影響を受けていることが判明したという。

すばる望遠鏡やハワイのW・M・ケック天文台の望遠鏡などが、観測を試みている。

ネット上に反響が殺到

太陽系の第9惑星が存在するかもしれないという発表に、ネット上には反響が殺到。驚きや興奮の声がよせられている。

一方でこんな声も。

「第9惑星は冥王星じゃないのか?」という疑問の声や、「冥王星の立場が無い」と嘆く声なども複数投稿されていた。

かつては「冥王星」が第9惑星だった

かつては「冥王星」が太陽系の第9惑星と言われていた。

冥王星は1930年に発見された岩石質の星。1978年に質量と月の3分の2程という直径が明らかになったが、遠いことから未知の惑星とされていた。

近くに似た星が多数見つかり「準惑星」に

しかし1992年、冥王星と同じような天体が似たような場所に1000個以上発見され、2005年には冥王星より大きな天体も発見された。

このことなどを受けて天文学者らは2006年、惑星を定義。

「太陽の周りを回っていること」「十分重く、重力が強いため丸いこと」「その軌道周辺で群を抜いて大きく、他の同じような大きさの天体が存在しないもの」と定めた。

その結果、冥王星は近くに同じような大きさの天体が多数存在することから惑星ではないと決議され「準惑星」とされたのだ。

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