2019年度も「国民年金保険料」が引き上げられる?厚労省が改正案を提出へ

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国民年金の保険料が2019年度も引き上げられることになりそうだ。

月100円程度引き上げか

日本経済新聞は21日、厚労省が2019年度にも「国民年金の保険料」を月100円ほど引き上げる方針だと報じた。

2017年度まで引き上げた後は固定されることになっていた国民年金保険料が、追加で引き上げられる見通しだ。

当初予定では、2017年度以降は固定

国民年金の保険料は2005年度から毎年280円ずつ引き上げられ、2017年度以降は固定されることとされていた。

「厚生労働省」資料

「厚生労働省」資料

しかし、「女性の産前産後の保険料」を免除する財源として、2019年度にも月100円程度引き上げる方針だという。

産前産後の納付免除の財源へ

政府は、国民年金に加入している自営業やパートの女性が出産する際の、産前産後(4ヶ月)の国民年金保険料の納付を免除する方針としている。

対象者は年間約20万人になる見込みで、年間約100億円の費用がかかる見通しだ。その財源として、国民年金保険料を月100円ほど引き上げることを考えている。

3月にも改正案を提出し、2019年度にも引き上げる方針だという。

国民年金納付率は63.1%

国民年金保険料がさらに引上げられそうだという報道を受けてネット上には、「仕方がない」という声もあれば「これでさらに未納者が増えるだろう…」という声も投稿されていた。

現在、年金保険料の未納が問題となっている。

2014年度の国民年金保険料の納付率は63.1%。およそ4割が未納だ。

厚労省は先月、国民年金保険料の収納対策として2016年度は「控除後所得350万円以上かつ未納月数7月以上の全ての滞納者」に督促状を送付すると発表。

納付がない場合には、財産の差し押さえなどの手続きに入るとしている。

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