歴史に残る珍事?普通列車の誤通過で「特急北斗」が秘境駅に臨時停車

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「豊浦町」HP

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21日午後5時頃、札幌発函館行きの特急「北斗」12号が日本一の秘境駅と言われている「小幌駅」に臨時停車した。

普通列車、誤って「小幌駅」を通過

特急北斗が臨時停車する事態となったのは、普通列車が誤って小幌駅を通過したためだ。

21日午後3時45分ごろ、室蘭行きの普通列車が誤って小幌駅を通過。

運転手はホーム直前で停車駅と気づいてブレーキをかけたが、列車はホームから200メートル先で停車。誘導の駅員がいなかったために後退できなかったという。

小幌駅には2人の乗車予定者がいた。

特急列車を臨時停車

室蘭方面に向かう電車が小幌駅に停車するのは1日3回。15時40分の次は17時55分となる。

JR北海道は後続の室蘭方面行き特急を臨時停車させようとしたが間に合わず、午後5時頃に逆方向の函館行き特急「北斗」12号を臨時停車させ、乗客2人を乗せた。

ネット上には小幌駅に取り残された乗客が撮影したその時の映像が投稿されている。

JR北海道は、小幌駅に停車しない普通列車もあるため運転士が勘違いしてしまったと思われると説明し、利用者に陳謝したという。

ネット上には「狂喜すべき事案」という声

このトラブルを受けて、ネット上には反響が殺到。

「これはキツイ」「一歩間違えば凍死」という声もあったが、秘境駅「小幌」に特急北斗が臨時停車したという珍事に「これは貴重!」「鉄冥利につきる」と興奮する声も多数投稿されていた。

廃止の危機にある「日本一の秘境駅」

今回トラブルが発生した北海道の「小幌駅」は、日本一の秘境駅として有名で、多くのメディアにも取り上げられている。

小幌駅は断崖絶壁の山あいにある駅で、列車以外の方法でたどり着くことは困難。周辺には民家もなく地元利用者もほとんどおらず、駅は廃止の危機に立たされている。

ふるさと納税で支援を呼びかけ

2016年度は町が駅を維持することを条件に存続できることになったが、1年ごとの状況をみての条件付き存続で、この先どうなるかは分からない。

小幌駅のある豊浦町は「ふるさと納税」の使い道に小幌駅の存続支援金を追加。全国の鉄道ファンや洞窟遺跡ファンなどに応援を呼びかけている。

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