大企業だけ?三菱UFJ銀行が「口座手数料」の導入を検討と報じられ、注目が集まる

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銀行が大企業の普通預金に「口座手数料」を導入することを検討すると報じられ、衝撃が広がっている。

個人口座への導入は見送り?

日本経済新聞は3日、三菱東京UFJ銀行が大企業などの普通預金に「口座手数料」の導入を検討すると報じた。

なお、中小企業や個人の普通口座への口座手数料の導入は見送るという。

マイナス金利の影響

口座手数料の導入が検討される背景には、日銀が先日発表した「日銀当座預金へのマイナス金利」導入がある。

日銀は先月29日、日銀当座預金のうち一定額を超えた残高に▲0.1%のマイナス金利を適用すると発表。

適用されれば銀行は日銀にお金を預けた場合、日銀に一定額を超えた残高分の0.1%の金利を支払わなければいけなくなる。

このため、預金の増加を抑えて負担を減らす必要があると判断したとみられる。

ネット上には懸念の声が続々

銀行が企業の普通預金口座への口座手数料導入を検討するという報道を受けて、ネット上には反響が殺到。

中には「仕方がない」という意見もあるが。

「 そのうち個人にも何らかの影響が及ぶのでは…」と懸念する声が多数投稿されていた。

マイナス金利の影響で長期金利は0.045%と過去最低水準を更新。多くの銀行が預金金利を引き下げている。

海外では口座手数料は普通?

日本では現在、大多数の銀行は口座の維持管理手数料を取っていないが、海外ではお金を預かるコスト転嫁として口座の維持管理に手数料を請求している銀行が多数ある。

多いのが、口座の預金残高がある一定ラインを下回った場合に口座維持手数料を取るというシステムだ。

日本でも「休眠口座」手数料など

口座手数料を導入している銀行は日本にもある。

ジャパンネット銀行は2012年6月まで口座維持手数料として月額189円を取っていた。

りそな銀行は2004年4月1日以降の新規開設口座に「休眠口座管理手数料」を適用。2年以上預け入れや払い戻しが無く残高が1万円未満の普通口座には年間1296円の手数料を請求。

また、SMBC信託銀行では一定条件を満たさない場合、月額2000円の口座維持手数料がかかる。

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